まず優生保護法の被害者補償金制度について、県内の相談・請求状況、周知の取組、今後の周知強化方針を確認した。県は9月末時点で相談116件、請求25件(補償金20件、優生手術一時金2件、人工妊娠中絶一時金3件)と説明し、ホームページ・リーフレット配布・専用窓口・弁護士会連携相談会等を実施していること、今後は制度公布1年(10月17日)と施行1年(翌1月17日)を節目に広報を再強化する方針を示した。牧田委員は、対象推計に比べ申請が少ない点を踏まえ、個別通知の拡大や、どの媒体が相談につながったかの分析を求め、県は国のアンケートでテレビ・新聞・自治体広報誌等が多いことを踏まえ対応すると述べた。次に保健所の人員体制について、食品衛生監視員の欠員はゼロであることを確認し、採用試験の職種名が「農芸化学」で分かりにくいとの現場要望を踏まえて見直しの考え方を質した。県は、資格要件との整合や誤応募の懸念から現状の名称が適切と説明しつつ、括弧書きで「食品・環境衛生」と補足し、職務内容欄に監視・指導業務を明記するなど、分かりやすさの工夫を継続するとした。さらに保健師など専門職の産休・育休代替について、現時点で欠員はなく代替職員も確保できていると確認したうえで、代替確保の仕組み改善を求めた。県は、募集段階から対象職種を拡大して欠員期間を生じさせない運用を行っていること、事前の選考考査で採用候補者を登録し必要に応じて臨時任用する仕組みを今年度中に導入する方向で検討していると説明した。最後に地域医療の議題として、松代病院の無床診療所化に関連し、資料記載の妥当性や、介護・福祉との連携の不安について問題提起した。小規模病院の対応困難とする記述に対し、地域側の指摘が十分反映されていないのではないかとし、また魚沼圏域で県外入所が多い実態を踏まえ、医療と介護の受け皿整備や連携不安を解消した上で進めるべきだと述べた。県は、今後関係者と協議しながら体制構築と議論を進める考えを示しました。●牧田よろしくお願いします。私のほうからも松代病院の無床診療所化について幾つか質問させていただきたいと思います。最初に、一昨日行われました調整会議のとき、その前の10月1日に地元の守る会から署名を局長のほうに提出をする機会、私も旧松代町出身ということで、地元ということで同席をさせていただきました。その中で、調整会議でもきちんと皆さんの声を伝えていくんだということでお約束いただいたかと思うんですけれども、参加したかた何人かに聞いたんですけど、なかなかそこが少し弱かったんじゃないかなというような意見も聞いているところです。その中で1点お聞きしたいんですけども、説明の中で、住民説明会には地元のかたが半分ぐらいしかいなかったという発言を聞いたということで、そういった御説明があったかというふうに思います。私が参加をした人、何人かに聞いたんですけれども、そんなことはなくて、ほとんどが地元の人だったということでした。当日は多分、住所も名前も書いて受け付けていると思うんですけれども、半分ぐらいが松代、松之山地区以外のかただったというような根拠といいますか、そういうのがあれば、教えていただきたいというふうに思います。●田中秀明経営企画課長当日の住民説明会の参加者のかたの構成なんですけど、私ども、参加させていただいても、地域の人間ではないので、どれぐらいが地元のかたかということはちょっと分からないんですけれども、ちょっと確認はしていませんが、受け付けをしていただいた十日町市さんのほうで、お名前と住所のほう、住所というか市町村名は控えて、記名していただいたということなので、後ほど確認はさせていただきますが、私のほうは参加されていた地元の自治会のかたとか、そういったかたと住民説明会のあとにお話をさせていただく機会がございまして、その場で、複数人のかたからそういうお話があったので、すみません、そういう発言をさせていただきました。ただ、実際に名簿等をちょっと確認しない中での発言だったことは、おわびさせていただきます。●牧田私もそこははっきり、私が確認してるわけじゃないので分かりませんが、確認しない中で、調整会議の中でそこを言う意味が私もよく分からないんですけども、確認をして、間違ってるんであれば訂正をしていただきたいなというふうに思っています。私も事前にお聞きしたいことをお伝えしていたんですが、尾身委員のほうからも先に聞かれている部分もありますので、そこは時間もありますので、省略をしていきたいというふうに思っています。松代病院を無床診療所化していく理由については、先ほどの説明にあったかというふうに思います。ここも住民説明会では、医師の確保が厳しいんだということが大きくメインに言われてたんですけれども、職員への説明会を聞くと財政が厳しいんだということで、両方あると思うんですけども、重点が違ったような説明だなというふうに私も感じているところです。経営改革プランが去年の3月に出されて、県立病院の経営というのはずっとこれまで厳しかったというふうに思います。そういう中で、本当に病院局の皆さんはご苦労されてきて、これまで運営をされてきているんだというふうに思いますけれども、そこは敬意を表したいと思うんですが、その中で、一つは、医師の確保を中心としたスタッフの確保、これについては、そこを第一に住民のかたに言われても、それは本当のことなんだと思うんですけれども、やはり病院局はスタッフを確保するのが仕事だというふうに思いますので、そこは住民の医療を守るためにも頑張っていただきたいなというふうに思っています。それから、財政のこと、赤字が大きいということ、これは前からだっていうこともありますけれども、特に最近の物価高によって、診療材料費ですとかあるいは人件費が上がってきて、先ほど説明あったように、全国でも官民問わず赤字が大きくなっているということで、これは病院局の責任ではないと思いますし、そういう意味では国から早く診療報酬の改善あるいは、それは来年になりますので、大至急、これからどういう内閣になるか分かりませんけれども、政府から、国から一刻も早く補正で支援をしていただかなきゃいけないというふうに思っているところです。後でまたちょっとそこに触れていきたいと思います。先ほども、署名や住民説明会での意見なり、病院局の提案に対する県民の受け止めについては答弁いただいていると思いますので、そこは省略していきたいと思いますが、先ほど無床診療所化の説明の中で、現状・課題の1番になるかと思うんですけども、小規模組織としての限界ということで御説明がありました。これは調整会議の中でも病院局というか県からの説明の中で、そういう記載がされていて、これについては、昨日も福祉保健部のところでも話をさせてもらったんですが、小出病院の布施理事長のほうからは、多病、多様、非定型の対応には総合的、包括的な医療的ケアが必要とされていることから、小規模病院では対応が難しいというような、県からの提案理由といいますか、説明があったということなんですけれども、ここは違うというふうに布施理事長から指摘がされているというふうに思います。私もちょっと調べたんですけども、高齢患者の特性である多病、多様、非定型にしっかりと対応しながら早期の退院につなげるためには、さまざまな職種の医療スタッフによる総合的、包括的なケアがますます重要になってきていますというのは、これは一般的な概念であって、ここは多分、病院局の皆さんも一般的に流通しているところからもってきたんだというふうに思うんですけども、これ自体は間違いないというふうには私も思っています。ただ、さまざまな職種の医療スタッフによる総合的、包括的なケアのさまざまな職種の医療スタッフというのは、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカー、ケアマネージャー、保健師や訪問看護師などを本来は意味しているということで、保健師や訪問看護師などが協力して総合的、包括的なケア、ケアは介護であって、キュア、治療ではないということです。これを導入して退院につなげるのが本来の意味ですということで、決して多くの診療科や、多くの各科の医師を意味しているものではないということです。ちょっと長くなるので省略しますけど、これは日本老年医学会のガイドラインでも同じようなことをいっています。そうすると、手術しなきゃいけないとかっていう場合には十日町病院が当然必要なところもあると思います。救急搬送も多いということで話がありましたが、そういうこともあると思うんですけども、基本的にはやはり、後でまた詳しく言いたいと思うんですけども、松代病院ではきちんと地域のスタッフの皆さんと連携をしながら退院に向けてスムーズというか、いわゆるモデル的にうまくいっているというふうに私は思っております。そういう意味で、小規模組織として、小規模病院として限界があるんだということは、一方でそうかもしれませんけれども、一方ではそうではないというふうに思っているところです。それから、調整会議の中で、介護との連携ということで、南魚沼市民病院の外山院長からも指摘がされているかというふうに思います。今、魚沼圏域で特養については、昨年の4月現在ですけれども、県内に入所されているかたが97人ですが、県外は38人もいらっしゃいます。群馬が非常に多いわけですけれども。そして介護付き有料老人ホーム等のサ高住とかそういったものですけれども、県内が33人で、県外が95人と3倍もいる現状にあります。ここについてはやはりその地元といいますか、地域に住むのが、サ高住はちょっと離れてもいいかもしれませんけれども、特養とかはやっぱり地元で入所するのが普通じゃないかというふうに思いますけれども、そういった対策も執らなきゃいけないし、そこに松代病院なり、地域包括ケア病棟が数的に減っていくというか、十日町に集約をされることはありますけれども、松代、松之山地域には特養がありますけれども、老健も去年廃止になっているということもあります。そういったことを考えると、そういった対策もする中で、松代病院を無床診療所化するのであれば、そういったこともきちんとしながら進めていくべきではないかというふうに思っているところです。これについては、昨日も福祉保健部のほうに話をしましたが、病院局と相談してやりますということだったんで、また今日質問させていただくわけですが、今の介護保険との連携と、先ほど言いました小規模組織としての限界のところの多病、多様のところですね。ここについての所見をお聞きしたいというふうに思います。いっぱいしゃべってしまって、すみませんでした。 ●田中秀明経営企画課長それでは、まず最初に、小規模組織の限界というところについて、小出病院の布施先生からの御指摘のところをまずお答えさせていただきたいと思います。布施先生の御指摘は、松代病院では総合診療の専門医がいて、現場のスタッフとともに幅広い診療分野を診ていると、総合的、包括的に診ているという状況にありながら、最初の私どもの資料の説明のしかたがまるで入り口ではきちんと対応できないような表現になっていたので、ちゃんと入り口の松代病院では患者さんを診ていると。必要に応じて十日町病院、魚沼基幹病院、場合によっては県立中央病院のほうに紹介をしているということで、今回改めさせていただいて、御指摘の点についてはこういうふうに直させていただきますということで、布施先生にも内容的には御了解いただいています。幅広い診療科というよりは、確かに入り口の松代病院で、まず患者さんを診させていただくと。ただ、例えばいろんなリハビリの中で、脳に障害を持たれて言語に、発語とかが難しくなった場合に、言語のリハビリをするスタッフがいるんですけれども、松代ではそれほど対象となる患者さんがいないので、現状では配置できていません。ただ十日町のほうには配置をできています。また、冒頭、局長のほうからもお話しさせていただきましたけれども、認知症の対応ができる資格を持った看護師というのも、病棟を数多く持っている十日町のほうには配置できていますけれども、対象となる患者さんが一定数になっていないということもあって松代では配置をできていません。そういった形で、対応できていない患者さんというのは一定数すでにいらっしゃって、例えば数字的に言うと、松代病院、昨年度、実人数で入院患者さん 400人ぐらいです。松代、松之山に住所がおありになりながら十日町病院のほうに昨年度、入院されたかたが 100人ぐらいいらっしゃいます。その 100人の患者さんの内、二つ以上の疾患を抱えていらっしゃるかたが8割を超えています。資料でも御説明させていただいたとおり、やっぱり小規模病院の人員体制、設備の限界で、すでに十日町病院へ入院せざるをえないというかたがいらっしゃいますので、そういった意味で、私どものほうは説明をさせていただいております。2点めの介護の件ですけれども、私どもも今回の無床診療所化の方針を公表させていただいたあと、地域の特養さんのほうには、松代病院の真向かいの特養さんをはじめ伺わせていただいて、現状の病院とのやり取りだとか、診療所化した場合の懸念事項等をお聴きしております。懸念の中、嘱託医とか見取りの件、また、委員からも御指摘があったとおり、施設と病院との緊密な連携関係があるので、そこは維持してほしいという強い御要望を頂いております。私どもとしても、地域に溶け込んで、しっかり役割を果たしている松代病院の機能は残さなければいけないと思っておりまして、入院の調整の機能自体は十日町病院へ行きますけれども、地域の施設との連携機能、窓口機能については診療所化した場合も残すということで現状考えております。以上でございます。●牧田最初のところは、今答弁あったんですけども、ただ、ここの現状・課題のところを見れば、まだやっぱり小規模組織としての限界というふうに書いてあって、そこはやっぱり違うんじゃないかなというふうに思っています。 100人のかたが十日町病院に入院されているということなんですけども、それは当然、病状によっては、私が言ったのは、全部松代で入院して退院できるということを言ってるんじゃなくて、それはその病状によって十日町病院がふさわしいかたもいらっしゃるかと思います。なので、その数字の割合もあるかもしれませんけれども、松代病院はきちんと地域と連携をされているということを言ってきておきたいというふうに思います。次に、ちょっと細かくなるかもしれないんですけれども、住民説明会で出された意見を少し報告をさせていただいて、1個1個の回答まではいいんですけども、所見があればお聞きしたいと思います。十日町病院では、紹介状がないと診てもらえない科があるということで、松代、松之山は遠くから行っても、急患は当然診てもらえると思うんですけれども、一つ例があったのが、金曜日の夜に8回嘔吐(おうと)して、土曜日に嘔吐して行こうと思ったけど、どうしたらいいかということについて、十日町の院長は、土曜日に開業医を受診をして、紹介状を書いてもらってから来てくれというふうに言われておりました。本当に具合が悪ければ救急車で診てもらえるとは思うんですけども、そういった例。それから松代と松之山地区には、今、1か所だけ消防署の分署があると思うんですけども、ここには救急車が1台しかないという意見も出ていました。これは病院局にお聞きしたら、1台でも今のところ対応できるということで回答ありましたけれども、そういった心配。それから、農作業ですずめばちに刺された場合の対応ということで、休日とかになると思うんですけれども、私もちょっと調べたんですが、すずめばちの場合は15分ぐらいでアナフィラキシーが出るということで、そうするとやっぱり松代病院ぐらいが限界かなというか、十日町まで行くと間に合うんだろうかというような心配もあるかと思います。それから、この間の説明会の中でも出されておりました、翌朝まで病院で待機するところを検討するということで、帰りの交通機関がない場合には、本人も入院する必要がない場合についても、付き添いのかたも含めて、簡易ベッドといいますか、仮眠する場所も用意していただくということなんですけれども、それもすごい不便になるなというふうに思います。松代であればそういったこともしなくてもいいかなと思います。勤務体制についても、現場からはいろいろ、病院局のほうから示された人員ではなかなか対応ができないんじゃないかということで、多分まだ調整が整ってないのかなというふうに思うんですけども、聞いたところによれば、検査関係では、現状でも拘束明けでも人がいなくて日勤の勤務をしなければいけないということで、病院局の案では、松代の助勤が必要になってくるんですけども、とてもそういう対応はできないということと。それから、先ほど急性期の病棟は大丈夫なのかということで話がありまして、大丈夫だということなんですけども、看護師も今でも10人近く欠員が出ているということ。場合によってはやっぱり松代まで助勤に行かなきゃいけない場合も出てくると思うんですけども、そういった対応ができるのかとか、そういったことで、多分まだ体制の調整ができていないのかなというふうにも思っているところです。住民の不安等については住民説明会の中でも対応が出てると思うんですけれども、今、私が言ったところで所感というかを含めて、今後、そういった不安にどういうふうに対応されるか、お願いしたいというふうに思います。●田中秀明経営企画課長今ほどお話しいただいた点について、今お答えできる範囲で順番に御説明させていただきたいと思います。まず、紹介状がないとというところ、患者さんからのお話でしたけれども、十日町病院では周りにも開業医があります。十日町病院は開業医さんのほうでできない手術だとか検査というものを役割分担の中でやると。より効率的に患者さんをできるだけ多く診ていくというために、紹介状の制度を持たせていただいております。ただ、心配な場合とか、これはどうしたらいいんだという場合には、平日、日中は今後も松代のほうにお問い合わせいただければけっこうですし、休日、夜間については十日町病院のほうに遠慮なくお電話いただいて対応させていただくということで考えております。また、これは福祉保健部のほうになりますけれども、LINEでAI救急診断というようなアプリもやっておりますので、そちらも住民説明会のほうでは御案内をさせていただいております。また、救急車がしぶみ分署に1台しかないというお話ですけれども、昨年度の松代、松之山地域での救急者の搬送台数が 273台です。1日1件を下回っている状況ですので、十日町の消防に確認をしたところ、この件数であれば十分1台で対応可能だというふうに聞いております。続いて、はちに刺されたときの対応というところなんですけれども、15分以内に症状は出ます。実際に現場で対応に当たっている医療スタッフにどういった対応になるかということを確認したところ、15分以内に症状は出るけれども、その発現時に緊急処置が必要なわけではないと。その症状においていちばん危惧(きぐ)される症状としては、いちばん大きいのは呼吸困難ですけれども、その場合であっても、救急車が駆けつけて、救急救命士が気道確保などの処置をすれば松代から十日町の搬送時間でも十分対応できるし、今もそうしているというふうに聞いているところでございます。休日、夜間の受入体制というところですけれども、来年4月から急に変えるというわけにはいかないので、今も十日町病院で夜間の休日に来られて、例えば足がなくて帰れないとか、先日あった具体的な事例としては、骨が折れたんじゃないかということで受診をされて、診断結果としては打撲だったんだけれども、ちょっと心配なんで入院をすると。御家族も翌日の公共交通機関が再開するまで夜間待機していただいたということで、もうすでに対応しております。人員体制的には今の運用を変えるだけなので、特にそこの時点では、そこの部分については体制を変えるつもりは現状ないですけれども、その他、リハビリだとか検査とか、今、役割分担の調整をしている中で、現場の職員ときちんと調整しながら、きちんと稼働できる体制を整えてまいりたいと考えております。以上でございます。●牧田きちんと住民のかたが不安にならないというか、不安を解消していただくように説明をしていただければいいのかなというふうに思いますが、今のランディングというか、4月1日から無床診療所化という今の計画ですけれども、これについては調整会議の中で外山院長のほうからは、やはりソフトランディングというか、きちんと順を追って進めていくべきではないかという意見も出ていたかと思います。そういった意味では、そこを十分に検討していただきたいなというふうにも思います。先ほども出てたんですけども、本当は第2回めの住民説明会で松代病院の体制をきちんと示して、説明をするという話だったと思うんですけども、それがまだできないうちに第2回めが行われました。私としては、体制が明らかになった段階で再度説明会を開くべきだというふうに思いますけれども、大島の2回めは今やってませんが、大島地区での取り扱いはどういうふうになるのか、併せてお願いしたいというふうに思います。●田中秀明経営企画課長まず大島の説明会ですけれども、ホームページでも公開させていただいていますが、今月の22日に開催を予定しております。また、第3回の住民説明会をするかどうかというところなんですけれども、先ほどもちょっとお話しさせていただきましたが、住民説明会の第2回に参加されたかた、松代で 122名、松之山会場で60人、合計 180人程度でございます。松代、松之山にお住まいのかた自体は、今、 4,000人ぐらいだと伺っておりますけれども、参加されていないかたにちらしやリーフレット等で正しい情報を伝えてほしいという御要望を地元から頂いているので、まずはそちらのほうをやっていきたいと思っておりますけれども、住民説明会についても、先ほど尾身委員から、吉嶺院長をはじめ現場の責任者から話をしてほしいというような御要望も頂きましたので、地元の十日町市と協議をしながら、やり方や内容については検討してまいりたいと考えております。 ●波多野孝総務課長(病院局)人員体制の件につきましてお答えさせていただきたいと思います。先ほど来、話に出ていますとおり、松代病院の人員体制につきましては、まだ住民の皆様にはお示ししていないという状況でございますが、委員がおっしゃったのは、十日町、松代病院の職員に対して示した、私どもが考える人員体制についてというお話かと思っております。特に臨床検査部門についてのお話がありましたけれども、臨床検査部門、こちらは外来診療に伴う検査というのは大半が血液検査や尿検査、生化学検査ということでございますので、松代病院に職員を配置して、そちらについては対応するということとしてございます。ただ、件数の少ない超音波エコーの検査に対応するために週1回、十日町病院から業務応援をするという話でございます。先ほど委員のお話がありましたけれども、現在、現場でこの体制でできるのかどうかというのは調整してございますので、そこの結果をもってまたお示ししていきたいと思っていますし、今、看護師に欠員が出ているというのは事実でございますので、今回、十日町、松代地区、大きな医療再編がございますので、この医療再編の当初から欠員が生じて診療体制、また地域に混乱が起きないよう、きちんと必要な十日町病院及び松代の診療所に必要な人員はきちんと配置していきたいと考えてございます。●牧田松代の患者さんが十日町に入院、移るということになると、多分、勤務体制も今のままでいいのかなっていう、稼働率が90とかそこらへんという話も出ていたみたいですけれども、そうなるとやっぱり今の人員でも足りなくなるんではないか、現場のほうは本当に大変になるというふうに思いますので、そういうことも含めて検討いただきたいと思います。説明会のほうなんですけど、ぜひ全世帯に配布ということもしていただきたいですし、直接皆さんから説明をしていただくということが本当に大事だと思うので、ぜひ地元の院長さんも含めての説明会を開催していただきたいと思います。最後にですね、当日というか、第2回めの住民説明会で大変勇気があると思ったんですけれども、当該病院のドクターのかたが発言もしているところです。先ほどの多病、多様のところの対応もそうなんですけども、松代病院は、そのかたがおっしゃったこと、もう少しかいつまんで報告したいと思うんですが、病院局の経営改革プランで病床数を削減して、一部を地域包括ケア病床に転換をして、このときに松代病院ではリハビリスタッフを3名に充実させて、現在は身動きできるほとんどすべての入院患者さんへリハビリを導入していますということで、さらに最も大きな成果は、地域連携室のスタッフを医療ソーシャルワーカーを一人、ケアマネ出身の経験豊富な介護福祉士を一人、地域連携介護士を一人と3名に充実をさせて、県内ほかのどの病院よりも優れた地域連携が行えるようになっていますということで聞いているところです。そういう中で地域の医師、看護師と連携室の地域連携看護師、医療ソーシャルワーカー、介護福祉士らで地域のケアマネージャー、各施設のケアマネージャー、地域包括支援センターの介護支援員、保健師、行政福祉士、行政福祉課の保健師らと日々連絡を取り合って、毎月1回、連絡会議を継続して、各患者さんに関して連携できているから、この医療が可能になっているということであります。これはほかの地域にはない非常に貴重なものということで話を聞いているところです。現場で働いている皆さんが非常に熱い思いを持って働いている。地域のかたも、松代病院を本当に信頼して、敷居の低い病院だというそういった発言もありましたけれども、そういったことで非常に松代病院を必要としている。そして、松代病院の職員も、地域の皆さんに医療を提供できることに誇りを持って働いているというふうに思います。このことについて、病院局としてどういうふうに思っているか、お願いしたいというふうに思います。●田中秀明経営企画課長委員御指摘のとおり、松代病院の医師、看護師、ソーシャルワーカーをはじめ現場のスタッフは、地域の施設だけでなく住民と非常にいい関係を築いて、地域の一員となって医療に貢献しているというのは我々としても非常に感じておりますし、先ほどもお伝えしましたが、周りの施設等を訪問する中でも、そのような印象を受けております。我々としては、今まで果たしてきた役割自体はきちんと果たしていきたいと思っています。入院自体は十日町病院に移行したとしても、入退院調整のために十日町と松代、またほかの施設の連携協調体制というのは引き続き作っていきたいと思っていますし、それ以前に松代を診療所化した場合でも、そこに施設や地域との連携機能自体を設けて、必要な人員も配置をしたいと思っております。今、築いている地域での役割をきちんと果たせるように、我々としても十日町病院と合わせて役割分担、運用をきちんと整えてまいりたいと考えております。●牧田 松代、松之山地域は新潟の棚田遺産群の36の内、10の棚田を有しております。そういう中で必死に農業も含めて生活をされているかたの医療を、やはりほかに入院の機能を持つ病院がない松代、松之山地区でありますので、ぜひ、松代、松之山地区に入院機能のある県立松代病院を残していただきたいというふうに思います。厚生連が非常に経営が厳しくて、県から10億円の支援をしております。病院局に対しても県がさらに支援をしても私はいいというふうに思っていますので、そういうことも含めて病院局としても、やはり地域の医療を守る、そういった使命感といいますか誇りを持って、ぜひ県からもそういった支援も、国からの支援が来るまでの間でいいと思うんですけれども、ぜひそういったことも検討していただきながら県立松代病院を残してほしいということをお願いしたいというふうに思っています。このことについて答弁いただいて、終わりにしたいというふうに思います。●田中秀明経営企画課長委員御指摘のとおり、県立病院は公立病院として果たすべき役割は果たしていかなくてはならないと思っております。今ほどお話のありました一般会計からの繰入金の増額ということでございますけれども、今時点でも 146億円という巨額の繰り入れを受けております。福祉保健部の所管となっております二つの基幹病院と合わせると、病院の運営に対して今年度予算で 212億円支出しております。これは県の裁量が大きい経費全体で 690億円ほどになりますけど、その内3割強を占めるような状態となっております。病院事業のほうに繰り入れを増やすとなると、少子化対策とか人口減少対策といった県政の重要課題に対応する事業など、そちらのほうを減らすというようなことができない限りは増額は難しいんだというふうに考えております。一方、御指摘のとおり、診療報酬の制度自体が、物価高騰だとか、人件費高騰に対応できないと、今日お示しした資料でもそういった状況を受けて、新潟県だけでなく他県も含めて公立病院、非常に苦しい状況となっておりますので、国の制度自体も見直しが必要と考えておりまして、さまざまな機会を通じて要望も行っておりますし、これからも全国知事会とか病院の団体含めて、引き続き国に対して強く要望していきたいと思っております。ただ、我々が要望しております緊急的な補助とか、診療報酬の基準改定とか、そういったものについても実施の可否とか、時期とかっていうのが不透明でございます。ですので、足元の数字を我々としても改善しなきゃいけないと思っておりまして、今、全病院に目標値を設定いたしまして、収益確保とか、費用抑制とかの収支改善活動に取り組んでおります。全部の病院ではありませんけれども、病床稼働率の向上とか、少しずつ成果も表れております。また、松代病院の無床診療所化ということでお示しさせていただいた以外にも、今、検討しておりますけれども、機能規模の適正化、こちらについても引き続き取り組み、今年度末の内部留保資金の枯渇を何とか回避できるよう、局と病院が一体となって、まずは足元の経営改革に取り組んでまいりたいと考えております。●牧田経営改革は否定しておりませんので、ぜひそれは頑張って進めていただきたいというふうに思います。それから、 146億円という話が出ましたけど、前から言ってますけど、全部じゃないですが、国から交付税措置されている政策医療の分ですので、ここを言われると、赤字だったらみんなやめるのかという話になってしまいますので、そこはぜひそういう議論じゃなくて、政策医療の分は別枠というとあれですけれども、そういうような考えでお願いしたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。●中秀明経営企画課長政策医療の部分については、そもそも公立病院として必要なところですので、それはきちんとやっていきたいと思っております。ただ、 146億円の繰り入れについては交付税措置はされていますけれども、別の資料でもお示ししているとおり、交付税措置の割合自体は4割程度となっております。それ以外は一般財源で賄われておりますし、何よりも、それをしてもなお、昨年度については46億円の赤字という状況ですので、我々としては、まずは足元の経営改革に取り組んでいく必要があると考えております。