明けましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願い申し上げます。元旦の夕方、能登を震源とする最大震度7の「能登地震」が発生し、180名を超える死者と120名を超える行方不明の方がいらっしゃいます。(1月9日現在)また、2日には、羽田空港でJAL機と海上保安庁機が衝突する大事故が発生しました。海保機の5名が死亡する痛ましい事故から新年のスタートとなりました。震災で犠牲になられた方々、事故で亡くなられた方々にご冥福と被災、負傷された方々にお見舞いと早期のご回復をお祈り申し上げます。食料昨年は少雨、異常高温により農家の方は稲作をはじめ園芸など幅広い作物に影響がありました。地球温暖化による気候変動は、私たちの生活に大きく影響しています。脱炭素の取組みを一層進めていくとともに、日本の食料をきちんと確保するために農業が安定してできるよう、戸別所得補償などの制度化が必要です。原発昨年暮れに原子力規制委員会は、柏崎刈羽原発の運転禁止命令を解除しました。この中で、これまで東電が繰り返し、不正や不祥事を起こしてきた中でなぜ適格性があると判断したのかなど、理解できない点があります。今後、県がどのような判断をするのかしっかり注視するとともに、再稼働阻止に向けて取り組みを強化していかなければなりません。医療再編医療再編も議論が進んできています。短期的な取り組みとして、新潟労災病院の閉院と労災病院の機能を県立中央病院、厚生連上越総合病院、上越地域医療センター病院(口腔外科)などに移転することが決定しています。今後は中長期的取り組みとして、全体の再編について議論が行われます。上越市のどこにいても、きちんと医療を受けられる体制とするため、医療人材の確保や県をはじめとした自治体の責任をあいまいにすることの無いよう取り組んでいかなければなりません。市議選4月21日には、上越市議会議員選挙が行われます。市議会議員は市政をチェックするとともに、政策提言などを通じて市民の要望などを実現していくために重要な役割を果たしています。どの市議会議員が市民に寄り添いながら取り組んでくれるのかを見極めなければなりません。私も一定の時期が来たら応援する予定候補者を公表します。終わりに昨年は、4月に県議会に送り出していただき、夢中でかけてきました。今年は2年目となります。柏崎刈羽原発の再稼働や医療再編も佳境に入ります。これまで以上に県民のみなさんの声を聴きながら取り組んでまいります。皆さんのご意見やご要望など、ぜひお寄せください。2024年1月新潟県議会議員牧田 正樹